行政書士の仕事とは直接関係ありませんが、社会生活していく上で大切な学びや、有意義な情報も発信していきたいと思っています。

 学ぶ力を稼ぐ力につながれば・・・と思い、私が最近に教わったことや気付きのあったものをご紹介していきます。人生100年時代が現実味を帯びてきているこの世の中で、超高齢社会の真っ只中にあります。冗談抜きに、生涯現役をお考えの方などは、おいくつになっても知的好奇心を持ちつつ、常に学びの機会を持つようにしているようです。本業はもとより、資産形成や副業へチャレンジするヒントになれば幸いです。

 英語「Critical Thinking」という言葉を聞いたことがありますか?

 クリティカ ルシンキングは「批判精神」と訳すようです。ロジカル シンキングとも同じような考え方ですが、私たちは、新しい情報を手にいれる際、その情報が正しいかどうか分からないので、自分の持ち得る情報の中で精査することを意識することが大切ということです。 ニュースなどマスコミ報道の正確性も、ご自分の経験したことや職業上知り得た知識と比較すると怪しい内容も多々あることは、意外と多く経験しているのではないでしょうか。他人を利用して自分の利益を得ることに何とも思わないような”サイコパス”が身近にいた場合でも、健全な批判精神を持っていると気が付きやすいとされています。 

 どうも人間は社会的動物が故に、協調性がある方が生き残りやすかったなどの進化の過程で、基本的にお人好しで相手を信用しがちで、嘘つきに気付きづらいように出来ているそうです。アメリカのトランプ元大統領が、嘘やデマに近いような発言をし続けていたことで、本当だと信じ込んだ信者達が議会に暴徒と化して侵入し、逮捕されている光景は、まさに批判精神に欠けていたからだと考えられます。

 それでは、組織のトップの発言でさえ信用出来ない状況で、どうしたらいいのでしょうか?

 私たちは、何が正しいか間違っているのか、この世に唯一無二の客観的基準を持ち合わせていません。そこで、自分自身の芯を持ち合わせること、アイデンティティを持って判断することが重要になるそうです。それにより、他人の軸に振り回されなく振る舞えます。

 例えば、投資話などで数ヶ月で投資額の2割・3割のリターンが回収できる美味い話などあります。そんな際、預金金利が年利0.3%くらい、日本のインフレターゲット2%がずっと達成できない、個人投資家の資産運用目標は年5%程度が最適・・・と言われるデータを知っていれば、「ん?変だな。この話はおかしいぞ。」と気がつくことが出来る、と言った話になります。今までの内容を参考に、どうぞ健全な批判精神を持って、このブログを改めて読んでみて下さい。その上で、この情報が有意義か否か、ご自分の軸を基にご判断いただければ幸いです。

最後までお読みいただき有り難うございます。

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